日常やらお題消化やらわめいたり悶えたり、そんな感じの場所のなれの果て。
つぶやくには長い言葉や、SSやら映画の感想やら、Twitterより濃いめの冬野さんの根城予定。
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学校ののDVDコーナーにあったのですが、1922年のドイツ製の映画でした。私にとっては初めてのサイレント映画で、面白かったのですが困った事に疲れでラストあたりが眠くなる眠くなる。少し寝ようかと一時停止をすると逆に眠れない。寝る時にクラシックな楽器の音楽って効きますね・・・
内容としてはホラー映画。世界で初めての吸血鬼映画だそうです。
なんていうんだろう、トーキー映画にはない独特の世界と怖さがあって、見ごたえはありました。
ルーマニアのドラキュラ伯爵が、ドイツのブレーメンの町に引っ越したいと不動産屋に言ってきて(その不動産屋の社長が手下)そこに勤めている主人公(?)が話を取り付けにいき、(ちなみにその人の向かいの家に伯爵は越してくるんです)
向かってみると近所の村の人が化け物だと怯えていて、気にしないで行ったらその伯爵がやっぱり吸血鬼で、それを知ったら主人公は城に閉じ込められて、伯爵は墓土入り棺に入って船旅開始。逃げ出した主人公は何とか先回りして奥さんの下に。
一方伯爵の乗った船は乗組員が全員死亡。その後主人公の奥さんが自分を犠牲に吸血鬼を退治するという話。
吸血鬼の船旅によってペストも流行するという怖さ。病人が出た家の扉にチョークで十字架を書き区別する様、そして道をいくつもの棺が静かに運ばれていくなどがすごく話的にいい。
ノスフェラトゥとは不死のものという意味らしいのですが、彼を退治する方法が『心の清らかな女がその血を差し出し、その物を雄鶏がなくその後までそばにいさせること』(うろ覚えですが
だそうで、今日よく聞く「日光を浴びせる」とか「処女の血が好み」はここから来ているのかしら、と思います。
ついでに作品中で出てきた教授の名前が、漫画のヘルシングのキャラにいた気がします。アーカードだったかな…ヘルシングよみたいな…(脱線)
吸血鬼が退治されるとペストで苦しんでいた人も元気になるというところにびっくり。血すってないよ!!
主人公(だと思う)人の奥さんの犠牲によって吸血鬼は滅ぶのですが、それまでに亡くなった人は帰ってこなかったり(遺体が海に流されていたりで最初から無理に等しいのですが)その奥さんがギリギリで生きていたという展開にならないのが複雑な気分。ここは好みですね。
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プロフィール
HN:
冬野れんげ
性別:
女性
職業:
事務して絵を描く人
趣味:
妄想・読書・映画鑑賞
自己紹介:
ウルアリ/蔵アナ/日向夫妻
(シャドウハーツ)
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